学校で使う鉛筆の主流がHBから2Bへ移りつつある、っていうか移っている。
具体的には、トンボ鉛筆でHBが44%のシェアから31%へ。2Bのシェアは22%から37%へ。
三菱鉛筆では、HBは5割から2割に、2Bは2割から4割に変化している。
ここ20年の傾向である。
鉛筆はトンボと三菱の寡占状態なので、現在の鉛筆の主流が2Bであることがわかる。
昔は、といっても4,50年前ということになるのだが、
確か、小学校入学時では2Bのかきかた鉛筆。
その後、順次、HBやHに変わっていく・・。
小6では多くがHBもしくはFだったと思う。
Bも多かったかな。また、Hも珍しくなかった。
JIS規格では柔らかい方から順に、6B,5B,4B,3B,2B,B,HB,F,H,2H,3H,4H,5H,6Hで、
Fは歴史が浅く、基準の硬さを示す「ファーム(しっかりした)」のイニシアルだそうだ。
ちなみにHは「ハード(硬さ)」の略で、Bは「ブラック(黒)」。
戦前からの基準の硬さはHB。HBとHの間のFはBよりもH寄りだから、基準が少し硬めになっている。
小学生がやわらかい芯の鉛筆を使い始めたのは、その筆圧のせいらしい。
昔に比べ、筆圧が弱くなったからだという。
弱い筆圧では、読みにくいということがあるのだろう。
センター試験や英検のマークシートはHB推奨のはず。
確か、選挙もそうだ。
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これらもすくなくともB推奨とかにはなりそうだが、どうだろうか。
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