灘高の伝説の国語教師、橋本武さんが亡くなった。
「銀の匙」を3年間かけて読ませると言う独特の授業は、最初は批判も多かったらしい。
NHKのプロフェッショナルという番組だったと思う。違う番組だったかもしれない。
そのテレビ番組ので橋本さんの授業、橋本さんのひととなりを紹介していた。
その授業と現在の灘高の東大進学率とどのようにかかわるのかは、よくはわからなかった。
ただ、授業として、単に国語という枠にとらわれない学問の本質的なものを教えていたのではないか、
という印象は残っている。
遠藤周作も指導したというが、それは単なる偶然なのじゃないかと思っている。
東大進学率も遠藤周作もどこか深いところで繋がっているのだろうか。
少なくともそうであってもおかしくはないと感じられるだけの授業はしていたと思う。
最近は自分自身が中学受験の国語を指導したりしているので、そんなことを思ってはいる。
国語はすべての教科のベースになる科目だ。
そんな自負ををもって指導に当たりたい。
橋本さんの訃報に接して、そんなことを考えた。
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