2013年9月19日木曜日

特別な国

それぞれの国がそれぞれに「特別な国」だと思っている。

そういう意味では、一民族、一言語(アイヌを無視しているわけではないが・・)の国家である日本は、
「特別な国」意識がアメリカより強いかもしれない。

このたび、シリアの化学兵器をめぐって、オバマ大統領が使い、プーチン大統領が批判したのは、
それとはちょっと違う意味のような気がするが。

アメリカが世界のリーダーで、世界の警察だという意味で、「特別な国」なのだということだろう。

多様な国であるからこそ、統一的に「特別な国」というスローガンがないとまとまれないわけだ。

斜陽とはいえ、さまざまな意味で世界の先頭を行くのがアメリカ。

BRICSとかはなんだかんだいって、結局、アメリカが進んだ道の最短ルートを見つけて、
あとから付いて行っているだけのように思える。

他の国がアメリカと肩を並べることはあるかもしれない。

でも、アメリカより前へはいけないような気がする。今のところ。

だから、アメリカは世界のリーダーであり、世界の警察なのだ。

東洋的に民の心(この場合は他の小国)を掌握できるリーダーならば、それでいいようにも思える。

日本はその配下の小国でいい、でも「特別な国」だ。最初に言った意味で。

そう考えた上でも日本が先頭に立って切り開かねばならない問題はたくさんある。

そういうスタンスに何か問題があるのだろうか。

ロシアもじゅうぶん、「特別な国」である。





0 件のコメント:

コメントを投稿