2011年11月2日水曜日

TPP

今日の新聞にだれだかのTPPに関する意見がインタビューされていた。

読んで納得したので、ここに記す。

そういえば、しりあがり寿の4コマ漫画でもTPPが話題になっていた。

いくら読んでもわからないので、結局は占いで判断することにしたというものだ。

まあ、われわれ国民個人は、別段結論が出なくても、
とりあえず、毎日の生活に支障をきたすわけではないから、
占いでもなんでもいいわけだけど、実際に国を動かす政治家の方はそうはいかないだろう。

であれば、翻って、
民主主義を標榜するわが国は、国民ひとりひとりが考えなくてはならない問題だ。

で、本題に入るのだが、
TPPってのは、環太平洋地域での自由貿易構想なのだから、
工業はメリットがあるが、農業は痛手を受けるということだろう。

だから、賛成派は、関税ではない農業を保護する政策を実施すれば、
TPPに参加するメリットが大きいと主張している。

今日読んだ記事では、そういう風に考えたら、わけわからなくなるので、
別の視点からとらえている。

まず、中国は参加しないだろうと考えられていること。
次に韓国は参加しても日本よりはあとになるだろうと考えられていること。
(韓国はアメリカとFTPを結んでいる)

なんでそんな機構に日本があわててはいらないといけないのか、というものだ。

結局、アメリカやオーストラリアとの関係で、加わることになるわけだ。

もっと言えば、
TPPとはアメリカの制度を世界標準(グローバルスタンダード)にしようというものではないか。

別にアメリカに気くばりばっかりしなくてもいいのではないか。

むしろ、日本はそこから脱することの方が今後重要になってくるのではないか。

そう考えれば、TPPはむしろ時代に逆行するものであるとも言えるわけである。






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