2012年8月4日土曜日

日本柔道男子、金メダルゼロ

オリンピックで柔道が正式種目になって以来、ずっと取り続けてきた金メダルが、
ロンドンオリンピックではゼロに終わった。

男女あらゆる階級で見ると、女子の松本がただひとり金メダル。

伝統の柔道男子からするとありえない結果ではある。

男女7階級合わせて、56個のメダルは23の国と地域に分け与えられた。

この現象をどうとらえるか?
日本の凋落と見るのが自然なのだろうが、(事実篠原監督は辞任を示唆しているとも聞く)
日本発祥の柔道が国際化したことの表れとも言えるのではないか。

日本人が優勝するのがよいのであれば、
国際化しないで、国技として伝統を守り続ければいい。

柔道が「国際化」を選んだ時点で、いつかはこうなることがわかっていのだと思う。

世界選手権でも、金メダルはほとんどなくなっていた。
今回のオリンピックで金メダルが取れなくても、決しておかしな状況とはいえない。

判定にビデオが持ち込まれだした昨今、
われわれはここまで国際化した柔道を喜んでやるべきかもしれない。

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