人類の出現は従来、4百万年から6百万年前とされてきた。
しかし、6百万年から7百万年前の人類の化石が発見されており、ずれが指摘されていた。
これに対し、京都大など日米独英の共同研究チームが、
人類がチンパンジーと分かれたのは、7百万年から8百万年前であると特定したことが、
13日付のアメリカ科学アカデミー紀要に発表された。
研究チームはより精度の高いデータを用い、
ヒトとチンパンジーの世代交代、DNA変異の起きる確率などから、
人類とチンパンジーの祖先が別れた時期を分析した。
特に今回は野生のチンパンジーの世代交代平均年数の精度を高めたと言う。
昔からアウストラロピテクスが4百万年くらい前で、これが人類の起源と言われていたが、
どんどん新しい(古い)化石が発見され、逆にだんだんわからなくなってきた感じが強い。
今後さらに新発見があるのだろうが、この年代あたりが限界になるのだろう。
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