国内最古の木造校舎とされる、岡山県新見市立吹屋小学校で閉校式があった。
文字通り、最後の卒業式である。(閉校式はそのあと)
1873年に開校した吹屋小。1900年に移転し、現在の位置に現在の校舎になったという。
1900年といえば、日清戦争と日露戦争のはざ間。
ロシアに対して敵対はするものの、強国ロシアに対してはさすがに腰が引ける日本。
1902年に日英同盟を結び、ロシアとの決戦に進んでいく。
アジアでの地位を確立していっている真っ最中。
当時、まさに売り出し中の国である。
そのころからずっと日本を見てきた木造校舎。
大正、昭和を経て、戦後、高度経済成長、バブル崩壊、少子高齢化社会など。
現在放映中の朝ドラ「カーネーション」のロケにも使われたというから、まさに骨董品。
観光施設として検討中とのこと。
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