今年度最後の入試見送りに行ってきた。
入試見送りそれ自体は仕事であって仕事でない。
なぜ仕事でないかというと、仕事だとすれば給料を払わなければならなくなるからだ。
いわゆるサービス残業のようなものだ。
それはそれでよい。
今日は広島県公立高校選抜Ⅱの二日目。
1日目の昨日はS高校に行ったので、今日は変えてD高校に行ってみた。
ひとりしか受験者がいないのにという気もしたが、
1日目と同じよりはいいかなと思い、D高校にしたのだ。
行ったことがないということ、通勤時間帯にあたることなどを考え、
早めに出発したら、全然渋滞もなく、すんなり到着したため、早い時間に着き過ぎた。
車をとめて見回すとだれもいない。
夫婦でwalkingをしている人がいたので、暇つぶしに私もそこらへんを歩いてきた。
20分ほど歩いて戻ってみると、ほかの教師がいた。
生徒も少しずつ集まってきているようだった。
しかし、お目当ての生徒はまだ来ていない。
もっともこのときは来ていなくて当然だったのだが、
5分、10分、20分、30分と過ぎてもまだ来ない。
このまま生徒を見送らずに帰ると、walikingをしにD高校まで来たことになる。
S高校に比べると近いとは言え、地元のK高校やY高校に比べれば遥に遠いD高校。
それはちょっといやだなと思っているうち、
入室開始時間の8時30分になった。
50分までに入ればいいのだから、まだ来る生徒はいるだろうと考え、待ってみることにした。
実際に結構多くの子が30分を過ぎてやってきた。
でも、肝心の担当の生徒は来ない。
気付かないうちに校舎に入っちゃったのかなあ、とあきらめかけていたとき、
校門の方へ走ってくる女生徒が3人。
そのうちのひとりが担当の生徒だった。
学校の先生のところに行く途中で、「あっ○○先生」と、
私の隣に立っていた教師の名をさけんで通り過ぎた。
私は「ええー、じゃあ、私は何なん。」と悪態をついていたら、
それが聞こえたのか、校門に入っていく途中でふりむいて、笑顔で手を振ってくれていた。
こちらも笑顔で両手を大きく振って「がんばれよ!」の気持ちを伝えた。
(ただし、伝わったかどうかはわからない。それにもしかしたら手を振っていたのも○○先生に対してかもわからないのだが・・でも状況的に自分に対してであったと思う。)
1日目はどうだったか聞いていないが、残りの科目でしっかりがんばって欲しい。
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