確か1990年代の半ば頃だった。
実際、いつごろだったかよくは覚えてはいない。
この本が出版された年を見るとそうなっているので、そのくらいだったかなあと思うだけである。
35歳くらいだから、現在の会社に入社した頃かもしれない、この本を読んだのは。
青山圭秀氏の本で日本では一躍有名になった。
その前年に出された「理性のゆらぎ」という本で有名になったというべきかもしれない。
タイトルでストレートに表現しているのが「アガスティアの葉」であるため、そちらを選んだ。
すべての人の一生がこのアガスティアの葉に刻まれている。
その葉を見れば自分の一生がわかる、そういうものである。
当時日本人がたくさんインドを訪れ、このアガスティアの葉を読んだそうだ。
ニセモノ論議も戦わされ、これを批判する本も出版された。
「サイババ」はそのときのもうひとつの象徴だったように思う。
無から有を生じる。
何もないところから金粉をもたらす。
そういった奇跡を普通に起こしていた。
当時、そういうことに興味を持ったが、
本を読んだだけで特に自分自身は何をしたわけではない。
アガスティアの葉
サイババ
私は神や仏を信じないわけではないが、そういうものを必要とはしない。
敬う気持ちや感謝する気持ちは忘れないでいたいが、
頼ろうとする気持ちは持ちたくない。
確か、宮本武蔵がそのようなことを言っていた。
今日、サイババが亡くなられた。
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