テレビで被災地の地域の絆の特集をやっていた。
陸前高田市長洞地区といっただろうか、
この地区は半島なのだが、津波が押し寄せた時一時的に島状態になったらしい。
その後も道路が寸断され、孤立することになる。
支援も当分ないと考えられた地震発生後最初の夜に
皆で力をあわせて乗り切ることを話し合い、
実際にそれぞれが役割を分担しあい、難局を乗り切っているという。
実際、被災はしたもののなくなった人はおらず、
高台に残った民家に分散して皆が住んでいるという。
炊き出しも翌日からおこなわれ、仮の学校もできているという。
この組織力のすごさは
江戸時代に年貢を納めるころの組織力から綿々と続いている伝統あるいは文化かもしれない。
都会には決して望めないものである。
こういう無慈悲な自然災害があると、地域の絆の強さを思い知ることになる。
0 件のコメント:
コメントを投稿