2011年4月30日土曜日

福島と福井

日本で原発が多い県は「福」がつくよ。

受験社会でよく言われる暗記法である。

もっとも「福」がつく県は「福島県」と「福井県」以外にも、「福岡県」がある。

「福岡県」はこの際、関係がない。

だから、正確には「福岡以外の福がつく県だよ」ということになる。

それはさておき、この「福島」「福井」の共通点は何かと考えると、
「福島」は東京の、「福井」は大阪の電気供給源になっていたということ。

まあ、だから原発が出来たんだけれどね。
原発があったからそうだともいえるけれどね。

どっちでもいい。

いずれにしても、福井も福島も東京や大阪の大都会をささえる県だったっていうこと。

それは、高度経済成長期の農業にも言え、
これらの県は東京や大阪などの大都会の食を支えてきたということもできるのだ。

今回の震災が阪神淡路と違うのは、そういう大都会を襲ったのではなく、
それを支える地域を失ったこと。

つまり、代替が可能だっていうこと。

これからさらに東北では過疎が進み、復興どころではないかも知れない。

復興計画が計画倒れにならないよう、
足を地に着けた計画を策定しなければなるまい。

(なんかちょっとかっこうつけすぎな感があるのは、朝日新聞の記事の受け売りだからだ。)

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