ついに東海地震!
一日の始まりが、そんなニュースだった。
少なくともそう思った。
震度6弱ではあるが、大きな被害も報道されている。
ただし、その段階では死者はいないようだった。
このパターンはどこかで経験がある。
そうだ新型インフルエンザだ。
「大山鳴動してねずみ一匹」というやつ。
ねずみ一匹どころではないが、ちょっとした肩すかしではある。
新型インフルエンザもそうだが、このことがあったからといって、
今までの警戒を解いていいわけではないこと。
それこそ、「東海大地震」も「強毒性新型インフルエンザ」も
起こる可能性が低くなったわけではないこと。
なんだろう、「狼がきたぞ!」に似てきた。
こんなことが何度もあって、
気を緩めたら、そのときこそ本当に「東海大地震」や「強毒性インフルエンザ」が来るのではないか。
自然はそこまで意地悪な気がする。
少なくとも人間はそこまで意地悪だから。
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