ユネスコ無形文化遺産に「和食」に続き「和紙」が登録された。
ユネスコ無形文化遺産は、あまり知られていなかった気がする。
だから、それに登録されてもどうだって言うんだって言う感じが強かった。
「和紙」は、日本で22番目の登録なのだから。
それまで何が登録されているか知っていた?と聞かれたら「和食」以外を知る人は少ないだろう。
「和食」が「ユネスコ無形文化遺産」を有名にしたという感がある。特に日本では。
だから、「和紙」が登録されたら結構みんなが騒いだのだ。
「和紙」は全国各地にその伝統を残すが、「和食」ほど一般的ではない。
それだけに「文化遺産」的ではあるが・・。
「能」「歌舞伎」「浄瑠璃」などは本当に日本伝統文化という気がするが、
ほかの地方に伝わる踊りなんかは、あまり日本の伝統文化という気がしない。
まあ、「和紙」とか「和食」というくくりは、どうも文化遺産にはそぐわない気がするのだが、どうだろう。
やっぱり、「美濃和紙」とか「京のなんとか料理」とかの方が文化遺産的ではある。
もっとも無形文化遺産に登録されたから、ユネスコが守ってくれるわけではない。
「大切にしろよ」と言われたわけだから、大切にするのは我々である。
われわれはもっと伝統というものを考えないといけないと思う。
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