昨夜は皆既月食だった。
雲ひとつない夜空と言いたいところだけれど、昼間ほど晴れ上がってはなかったようだ。
物干し場から見た月は、下側が消えていた。
テレビで見た月は、赤黒く変色していた。
色による光の屈折率あるいは透過率の関係で、赤黒く見えるのだそうだ。
そもそも月食は月が太陽側からみて地球の裏にまわり、地球の陰になる現象。
それだけなら、三日月や半月もそうなのだけれど、人晩じゅう形は変わらない。
それが何時間かの内に起これば月食ということだ。
上弦の月とか言っても、いくらかななめった状態で月は立っている。
それがふたみたいに上側だけ見えるのは奇妙といえば奇妙だった。
テレビではスカイツリーとツーショット。
LED発明者のノーベル賞受賞ともあいまって、自然と先端技術が奏でるハーモニー。
伝統文化と先端文化の取りあわせの妙が、なんとも言えない感動を誘った。
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