銀メダルの二人を書いて、金メダルの羽生を書かないのは、肝心なことを忘れているような気がして・・。
今日はフィギュア男子。もちろん、ソチのオリンピックのことである。
今のところソチの冬季五輪で唯一の金メダルが男子フィギュアの羽生結弦である。
被災地仙台のスケートリンクで育った青年がついに成し遂げた金メダル。
復興の象徴でもある。
それでもなんだかちょっと物足りないのは、フリーでのミス。
パトリックチャンもミスが出て、結局、羽生首に金メダルがかけられ、
パトリックチャンの方は、カナダの十字架と同情される。
海外のメディアによれば、勝者なき勝利という言い方もされていた。
考えてみれば、SPなんて世界最高得点だったりしたのだから、
そんなことを言われるスジではないのだけれど、
観客が観客として羽生に求めたものは「完璧」だったように思う。
たぶんそれは羽生本人にもあったのではないか、とちょっと思う。
まだ19歳。
ジャンプの葛西が初めてオリンピックに出たのも19歳。
金メダルにも「足りない部分」を感じた方が本人のためなのかもしれない。
そんなことも考えた。
「はえば立て、立てば歩めの親ごころ」ってところかな。
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