ノルディック男子複合で日本の渡部暁斗が銀メダル。
実にリレハンメルの河野孝典以来、20年ぶりの快挙である。
もちろん、その前には荻原健司の金メダルがあった。
荻原も双子の兄弟。渡部暁斗も兄弟でのオリンピック出場である。
とにかく、インタビューを受ける渡部の笑顔がよかったと思う。
最後で抜かれて金メダルを逃したが、あれは実力の差と割り切っていた。
「くやしい」というより力を出し切った満足感があの笑顔を生んだのだろう、そう思った。
トリノもバンクーバーの出場してののソチである。
荻原健司の絶叫、荻原次晴の号泣、そういう感動を呼んだ、渡部暁斗の活躍であった。
苦しかった時期を乗り越えてきたのは、ノルディック複合に携わる多くの人だったのだろう。
20年間、地下にもぐっていたわけではない。
でも、オリンピックでの銀メダルというのは、そういう光り輝く「栄光」だと思う。
10代のスノーボードとは違う、「日本」を背負った銀メダルだと思う。
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