2012年7月1日日曜日

人類の出現

29日が休みだったので、図書館で「こんなに変わった歴史教科書」という本を借りてきた。

現在の教科書(と言っても、2006年あたりだから、いわゆる旧指導要領ではある)と
1972年あたりの教科書を比べている。

ちょうど私が習ったころのものなので、その違いがとてもよくわかる・・・はずなのだが。

とりあえず、
「人類の出現」はむかしの教科書なら「アウストラロピテクス」だと思っていたら、
72年あたりの教科書では「よくわかっていない」という記述だったらしい。

昔も今も、「アウストラロピテクス」とは書いていなかった(書いていない)らしい。
その方が自分にとっては驚きである。

それはそれとして、
1924年に発見されたのが「アウストラロピテクス・アフリカヌス」

1974年に発見されたのが「アウストラロピテクス・アファレンシス」
これが約400万年前の猿人らしい。

多分、これを覚えているのだろうと思う。

さらに
1994年に「アルディピクテス・ラミダス」(約440万年前)
2001年に「オロリン・ツルゲネンシス」(約600万年前)
2002年に「サヘラントロプス・チャデンシス」(約700万年前)

と、どんどんさかのぼっている。

いずれにしても、最古の人類はアウストラロピテクスではなくなっている。
とりあえず、「猿人」ということでいいのだろう。

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