28日、国会自己調査委員会に重要参考人として招致された菅直人前首相の言葉の中に、
原子力ムラというのがあった。
戦前の軍部を彷彿とさせるもので、菅前首相はそれを想起したという。
まあ、当時の国の責任者としてのお詫びとか、東電に対する批判とか、
そういうものが主になっていたのだが、どうもその部分(原子力ムラ)気になったのである。
情報が大本営発表みたいに本当のことがわからないことになっていたのだろう。
実際、東日本の大震災自体が、多くの点で大戦の敗北と似通っていると思う。
もちろん、戦争に比べれば規模は小さいかもしれないが、
自ら選びとらなければならない進路としては震災の方が考える余地が多い。
戦後は選択の仕様がなかったと思う。
GHQの言いなりになるしかなかったのであるから。
現在の選択は、原発の再稼動についてなど、みんなが考えなければならない問題だと思う。
それに絡んで消費税、年金などの内政やTPP、日中韓FTPなどの外交など、
さまざまなことを考えなければならない。いや、考えることができるのだ。
だから、決めよう。野田さん。
結局、「優柔不断」では、何も変わりません。
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