働き者のアリと音楽で遊ぶばかりのキリギリス。
冬になったらその生き方に判定が下る。
アリは暖かいうちにためこんだ食料とともに地下で暖かく暮らすのに対し、
キリギリスは食べるのものもなく、寒さに飢えてアリに救いを求める。
イソップ物語はそういう話だった。
今日、新聞で見つけたキリギリスは民家の庭木にかぶせたポリ袋の中で
じっと春を待っていたという。
あまりにかわいそうだったので、
この民家の人があたたかい室内に招き入れたと言う。
こころあたたまる話なのかどうでもいいことなのか、
袋の中で死なせてやった方がよかったのか。
それとも根性で冬を乗り切っていたのか。
とりあえず、今は暖かくすごしているらしい。
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