社会の公民「現代の社会」の単元の中に「生活の変化」というのがある。
その中には、
マクドナルド、ファミリーレストランなどの外食産業の発展や、
コンビニエンスストアやディスカウントショップなどの小売業態の変化など、
さまざまな生活の変化が述べられている。
その中でも特に気になったのが、
冷凍食品、レトルト食品などのインスタントもの。
もちろん、これらは冷蔵庫や電子レンジなどの普及と関係があり、
したがって、3種の神器(テレビ、洗濯機、冷蔵庫)の50年代や
3C(カラーテレビ、カー、クーラー)の言われた60年代後半の時代と結び付けられることもある。
いずれにせよ、1953年。
まだ戦後と呼ばれたころである。
そのラーメンが生まれたのは。
その名もチキンラーメン。
今でも食品売り場には売られている。
お湯だけで簡単にできるラーメン。
そして、1971年、日本の高度経済成長がとまる1973年の2年前だ。
大阪万博の次の年。
カップヌードルが発売されたのである。
チキンラーメンもカップヌードルも開発したのは安藤百福氏。
1992年には、生めんタイプの「ラ王」が発売になり、
これまた日清が時代を切り開いたわけである。
いろいろ考えてはみるが、やはりチキンラーメンの開発が一番すごいと思う。
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