2013年6月25日火曜日

0増5減

違憲状態にあるとされる衆議院の小選挙区。

岡山、広島では昨年末の総選挙で無効判決すら出る始末。

とにかくはやいところ、0増5減案をまとめなければならなかった。

衆議院で可決されたのち、参議院でみなし否決。

みなし否決というのは、
「参議院であんまり長いことごたごたやっていると否決とみなして、衆議院で再議決が出来る。」
ということだ。

実際には60日。
つまり、2か月たっても参議院で結論が出ない時は、
もう一度衆議院に持ち帰って、3分の2以上の賛成を得れば、参議院は無視できるということだ。

いわゆる、衆議院の優越と密接に絡んでいる規定である。

衆議院での再可決は4年ぶり。
4年前とは、麻生内閣の折、国民年金法改正案が提出されたときである。

ちなみに、5減の選挙区は、
福井、山梨、徳島、高知、佐賀の5県である。

また、17都県、42選挙区で区割りが変わる。

この結果、1票の重みの最も重い鳥取2区は東京16区に比べて、1.998倍。
その差が2倍を超える選挙区はなくなった。

ただ1.998倍。
あまりにも2倍に近い。

実際、すでに2倍を超えている選挙区もあるという。

抜本的な改悪へコマを進めてもらいたい。



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