4月19日、上海の裁判所が商船三井の鉄鉱石運搬船BAOSTEEL EMOTION号を差し押さえた。
なんでも、1930年代の船の賃貸契約を商船三井側が履行しなかったことによるものらしい。
えっ、なんで今頃?
ふざんけんな中国、って言う感じなのだが、判決は判決、どうしようもないものらしい。
どだい1930年のことですよ。
どう考えたって、時効じゃないですか。
なんでも、中国ルールというのがあって、1987年から1989年に中国の裁判所に訴えていたら、
時効が停止されるのだがとか。
どういうことかはわからないのだけれど、それはそれで中国のルールなのだとか。
日本をいじめるためのルールではなく、中国が新しい法体系に移行するための措置で、
もちろん、中国人にも適用される。
4月30日、商船三井は差し押さえられた船を取り返すために、40億円のうちの29億円を払ったという。
ただし、経営への影響は軽微なものだという。
日本郵船などは、前例をつくるとあとが面倒になることを懸念している。
まあそうだろうな。
今後、この2年間に提訴されている日本の会社は面倒なことになるだろうから。
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