本田圭祐が、セリエAのミランに入った。
しかも、10番で鳴り物入りの入団だった。
これがまた、小学校の卒業文集に載っている、将来の夢の実現となったわけだ。
まさに大リーグのイチローを思い出させられる。
スポーツの世界に限らず、日本だけを見ていたら、井の中の蛙になってしまう。
やはり、すごい人というのは、こどものころからすごいのだと思わざるを得ない。
多分、この具体的な夢が違和感なく受け入れられる、そんな土壌があったと想像されるほど、
彼らはその環境の中でぬきんでていたに違いない。
もちろん、そんな子供は大勢いるだろうが、
ほんとうに夢を実現できるのはそのなかでわずかの人だけだ。
もっとも、だから、本田圭祐やイチローがすごいのだけれど。
ただ、本田圭祐は全くのサッカーエリートの道を歩んできたわけではない。
高校時代はサッカー後進地域と呼ばれた北陸地方の星稜高校に進学。
そこで、その技術や精神を培った。
おりしも、昨日の全国高校サッカー選手権の決勝は、北陸対決。
本田の母校である星稜(石川県)と富山第一でおこなわれた。
おしくも、星稜は優勝を逃したが、白熱した素晴らしい戦いであった。
ユースがない地域だから、優秀な選手がサッカー部に集まりやすいという地域事情もあるのかもしれない。
それにしても、サッカーの地域事情は変わった。
本田や長友などの日本人選手が海外のリーグで重要な働きをするのも、実はあたりまえの変化かもしれない。
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