小6、中3対象に文部科学省の学力調査がおこなわれた。
これでまた、何県が学力が高いだの何県が低いだの、いろいろ分析がされるんだろうと思う。
それはそれでよいのだけれど、
日常生活に活かすために、日常生活と関連性のある問題を作ろうとして、
なんだかよけい違和感があるときがある。
問題が日常生活に直接かかわらなくても、
思考力はあまり関係がない様に思う。
日常生活に関係があるから、意欲がわくとかわかないとか
あまりないのではないか。
たしかにまあ、関係あるほうがいいのはいいが、
日常にはありえない状況を仮定して、そこで論理的にものを考えていくことは、
きわめて重要だと思うし、
学力って結局、そういうことじゃないかと思う。
そういうことをすすめていってその先に、日常生活との接点が偶然出てくる、
なんてことも多いのではないか。
「意欲」というけれど、
「日常生活との関連付け」で「意欲」をかきたてるのは正攻法のようで、
何か大切なものを忘れているような気がする。
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