憲法改正が議論されている。
ひところ、憲法改正といえば9条だったけれど、今は96条である。
つまり、憲法改正条項の改正である。
衆議院と参議院の各議員の総議員の3分の2以上の議員が賛成すれば、
憲法改正の発議がなされる。
そして、国民投票がおこなわれ、過半数が賛成すれば、
天皇によってその憲法が公布されるわけである。
このハードルがあまりにも高く、日本国憲法は出来てから一字一句変えられることがなかった。
だから、この憲法改正条項を変えるべきという意見が出ているのである。
安倍総理率いる自民党だけでなく、維新の会、みんなの党が
この改正条項を改正しようと考えているようだ。
与党の公明党は必ずしも同調していない。
憲法の改正は与党の枠組みでするものではなく、
国会の枠組みで決めることだからというのはそういうことだと思う。
自公が割れて維新とみんなが自民党に付く・・。
そんな雰囲気がしなくもない。
維新とみんなとでは、59条の再可決条項や92,94条の道州制と関係ある条項が
議論に乗ったようだ。
ここでも9条は関係してこない。
各党9条には慎重なようである。
国防軍をつくるという安倍総理の考えがどこで出てくるのかは、ビミョーである。
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