「根競べ」と発音が似ているので、意味も似たようなものかと思ってしまう。
ラテン語でコンクラーベと言い、英訳するとwith a key 。「根競べ」ではなさそうである。
「鍵のかかった部屋」に枢機卿を閉じ込めて、新しい教皇を決めるので、この名前がついたという。
要するに「教皇選挙」というような意味なのだろう。
教皇を選ぶのに3年近くも月日を費やしたのがきっかけで、早く決めるためにこのようにしたのだ。
選挙期間中枢機卿が街々にでかけて選挙運動をしていたら、いつまでたっても決まらないので、閉じ込めればきまるだろう、というちょっと安易とも思える発想だが、現実はそのように動いている。
1271年からこの習慣が始まったという。
それにしても、今回のようになかなか決まらないと、ほんとうに「根競べ」という気がする。
我慢強い人がローマ法王になるといいと思う。?
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