爪につめなし、瓜につめあり、という。
単に漢字の覚え方を示したものだろう。
夜、爪を切ると親の死に目に会えぬ、ということわざもある。
「死」という言葉がなんとなく怖い。
おそらく、照明の少ない昔、夜爪を切ると、暗いから、
切った爪がどこかへ飛んでいっても、見つからなくなる。
だから、「夜爪を切るな」ということが言いたかったのだろう。
ところで、
このことわざの「親の死に目」だが、
「死の間際」という意味ではなく、
親より長く生きられない、あるいは、
親より早死にするという意味らしい。
へー!!!