外交関係にも影響する「談話」。
なんだろう、安倍総理自身があまりにも見えない。
「化粧」とか「妥協」とかそんな印象が強い、というか、ほとんどそれだけではないか。
特に、「痛切な反省」と「おわび」の部分は、引き継いでいるが、
「引き継いでいる」と、ひとごとみたいに言っている部分が、変だと思う。
たぶん、これで少なくとも「外交の火種」には、ならないだろう、という思いが透けて見える。
っていうか、全然「気持ち」が入っていない。
やっぱり、日本国民を代表して,時の総理大臣がお詫びする、というものでないと、
おわびにならないと思う。
これを、英訳、韓訳、中国語訳したとき、それらの国語を話す人々は、お詫びしているなあ、と思うのだろうか。
少なくとも、文化的に日本に近い、韓国や中国は思わないのではないか。
だとすれば、やはり、「外交的な軋轢」をさけるためだけに入れたのだろう。
政治というのはそういうものなのだろうから。
将来的にお詫びし続けるという負担を負わせたくない、などという部分も、あきらかに、
「自分がお詫びしたくない」と言っているようなのものだと思う。
うがった見方をし過ぎなのだろうか。
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