日本が高度成長を続けたのは1950年代の後半から。
特に何年という明確な区切りがあるわけではない。
しかし、この高度経済成長の終わりは明確だった。
1973年のいわゆる石油危機、オイルショックである。
その後、バブル経済を経て、日本は長い停滞期に入る。
小泉さんあたりのころに、なんだかよくわからない好景気みたいなのがあった。
けれど、デフレ基調の不景気が続いているのは確かである。
アベノミクスうんぬんは言うけれど、庶民の実感レベルには程遠い。
それにくらべ、このところの原由安は実感を伴う。
ガソリンしかり、灯油しかりである。
産業全体への影響も大きいはずである。
もちろん、影響は限定的といえなくもないが、日本の輸入品の第一位は原由である。
これが現在のように大幅に値下がりすれば、経済全体への影響も小さいはずはなかろう。
しかも当分続きそうだという事だから、しめたものである。
オイルショックの逆のオイルカンフル。
ここから日本の経済の立ち直りということを考えるのは「夢想」に過ぎないのだろうか。
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