2014年6月13日金曜日

集団的自衛権

とかく議論になっている集団的自衛権。

先日も国会で海江田さん対安倍総理という党首対決があった。

しかし、印象は「かみあわない」

9条自体がそうなのだろう。

「平和を守る」ということにかけて、だれも反対する人はいない。

だから、9条。それも反対ではない。

ただ、現実に戦争がなくなるわけではない。

戦争がなくなったわけではない。

「戦争をしない」ことだけで平和が守れるのか?

また、「日本だけ戦争しない」なんてことが許されるのか?

人は「性善説」に基づくのかそれとも「性悪説」?

その次元では議論なんて無理なんだろうと思う。

だから、議論もかみ合わない。

互いに自己主張して終わりってことになるのだろう。

オバマさんがノーベル平和賞をもらったときの演説のとおり、
平和は遠い先の理想である。

現実は状況によっては軍備増強があってもしかるべきだ。
理想である「平和」を胸にしているなら。

頼朝が戦いによって平和な時代を築いたように、
家康が戦いによって平和な時代を築いたように、
平和は戦いによってしか築けない。

ただ、現代ではその戦いが軍事力だけではないと思う。

しかし、軍事力もまだその一部であることは確かだと思う。


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