とかく議論になっている集団的自衛権。
先日も国会で海江田さん対安倍総理という党首対決があった。
しかし、印象は「かみあわない」
9条自体がそうなのだろう。
「平和を守る」ということにかけて、だれも反対する人はいない。
だから、9条。それも反対ではない。
ただ、現実に戦争がなくなるわけではない。
戦争がなくなったわけではない。
「戦争をしない」ことだけで平和が守れるのか?
また、「日本だけ戦争しない」なんてことが許されるのか?
人は「性善説」に基づくのかそれとも「性悪説」?
その次元では議論なんて無理なんだろうと思う。
だから、議論もかみ合わない。
互いに自己主張して終わりってことになるのだろう。
オバマさんがノーベル平和賞をもらったときの演説のとおり、
平和は遠い先の理想である。
現実は状況によっては軍備増強があってもしかるべきだ。
理想である「平和」を胸にしているなら。
頼朝が戦いによって平和な時代を築いたように、
家康が戦いによって平和な時代を築いたように、
平和は戦いによってしか築けない。
ただ、現代ではその戦いが軍事力だけではないと思う。
しかし、軍事力もまだその一部であることは確かだと思う。
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