マニフェスト、つまり政権公約である。
いまさらなんだという気がするが、昨日、テキストの校正をしていて考えた。
マニフェストってもう、死語ってきがしたからだ。
マニフェストは民主党とともに脚光を浴び、民主党ともに消えた。
そんなふうに思っている。
だから、テキストになんぞにマニフェストが登場する意味はない。
選挙公約や政権公約が昔からあって、それが今でもあるだけのこと。
「政権公約」がもっとも定着した訳語だが、
マニフェスト自体、選挙ごとに選挙を意識して変えられるものだから、
「選挙公約」を当てる場合もある。
国政レベルでは2003年に衆議院の選挙の際に民主党が発表したのが、最初になるのか。
2009年の衆議院選挙ではすべての党からマニフェストが出され、マニフェスト選挙ともよばれた。
ただ、このとき政権を担った民主党がこのマニフェストを実行できなかった。
だからこそ、マニフェストが死語になったんだと思ったのだが。
2003年には北川三重県知事がローカルマニフェストを提唱し、
松沢神奈川県知事や片山鳥取県知事が賛同した。
一昨年の選挙ではマニフェストという言葉自体あまり聞かなかったように思う。
だからまあ、のこの記事となるわけだが、
テキストはマニフェストがそのまま残った。
まあ、あたりまえか。
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