雪の大山で遭難者が出た。
岡山県の山岳クラブのメンバーで、岡山市や倉敷市の人のようだった。
「そこに山があるからだ。」という名言を吐いたのはだれだったか、
まあ、「山があるから登りたい。」という気持ちもわからぬではない。
人は目標があれば、達成したくなるものだからだ。
たとえば、男性小便器にハエが止まっていれば、
そこで用を足している男子はそのハエを狙い撃ちするものだという。
あくまでたとえで全然別個のことかもしれないのだが、
そこにある気持ちは同じようなものなのではないか、そんな風に思った。
たぶん、人は目標達成の努力をして生きるものなのだ。
それを「いきがい」というのではないか。
ただ、できもしないことは「目標」にならない。
だからまあ、「そこに山があっても登りたくない」人はたくさんいる。
特に冬山などには。
でも、何回かやると病み付きになるものなのかもしれない。
「そこに山があった」だけでなく、
「それをのぼってみたいと思った最初の気持ち」っていうのも大切だと思う。
「初心忘るべからず」というのも、大切な言葉なんだろうと思う。
ひとつのことはさまざまなことに通じている。
「すべての道はローマに通ず」ということわざもある。
何にしても、地上からの捜索隊が見つけた二人が生きていればいいのだけれど・・
ヘリコプターの発見したひとりは死亡が確認されたようなので。
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