10日、原子力規制委員会の評価会合が開かれ、
敦賀原発の直下に「活断層がある可能性が高い」との判断が下された。
これにより、敦賀原発1号機、2号機の再稼動が困難になっただけでなく、
廃炉ということになれば、日本原電の経営それ自体が破綻する可能性もある。
ということになれば、原発城下町といわれる、敦賀市そのものの運営にも影響があるだろう。
第2の夕張だとか言われる始末である。
原子力も石炭と同じ運命をたどるかもしれない。
それにしても選挙まで1週間を切ったこの日、
性急に結論を出す必要があったのだろうか。
それもよくわからない。
脱原発を言う政党は勢いづき、
そうでない政党、特に自民党は敦賀原発建設を容認したわけだから、
「沈黙」を守らざるを得ない。
政治的な力が働いた?
ちょっとかんぐりたくもなる時期の結論のようにも思える。
ただ現段階では法的に廃炉は無理だし、
すでに作られたものに対する規制がどのようにおこなわれるかは未定とも言われている。
影響の大きい判断である。
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