台風26号が伊豆大島に記録的大雨を降らせたうえ、甚大な被害をもたらした。
1日の雨量が824mm。史上最高記録を更新している。
ただまあ、この数字がどれくらいすごいのかはよくわからない。
このへん(瀬戸内海沿岸地域)で比べると、少なくとも半年以上、約3分の2に相当する雨量が
1日のうちに降ったわけだ。
それでもよくわからない。
1日に300mmで避難するぐらいな感覚だから、避難しないといけない雨量の2倍より多く、3倍に近い。
それでもよくわからない。
災害で避難したことがないからだ。
で、驚くのは「避難勧告」が出されていないということだ。
出されていたら、もっと被害が防げていたのか、それもよくわからない。
防げていたとしたら、誤報でもいいから避難しておくべきだった。
地震のように外れる可能性は高くないから。
ただこの種の現在の科学はあまり信用されていない。
「おおかみがきた」に対する仏の顔もやっぱり三度くらいだろう。
この種のことには一度だって、怒りたくなる。
「まちがいでよかった」と何度でも言える文化の形成が理想なんだろうけれども、
無理だろう、それは。
東日本の震災の教訓は生かされない、たぶん。
とりあえず、科学の進歩を待つほかはない。
でも、すこしずつ、そういう文化を形成してもいいかな。
災害大国、日本なんだから。
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