2013年10月17日木曜日

台風26号

台風26号が伊豆大島に記録的大雨を降らせたうえ、甚大な被害をもたらした。

1日の雨量が824mm。史上最高記録を更新している。

ただまあ、この数字がどれくらいすごいのかはよくわからない。

このへん(瀬戸内海沿岸地域)で比べると、少なくとも半年以上、約3分の2に相当する雨量が
1日のうちに降ったわけだ。

それでもよくわからない。

1日に300mmで避難するぐらいな感覚だから、避難しないといけない雨量の2倍より多く、3倍に近い。

それでもよくわからない。

災害で避難したことがないからだ。

で、驚くのは「避難勧告」が出されていないということだ。

出されていたら、もっと被害が防げていたのか、それもよくわからない。

防げていたとしたら、誤報でもいいから避難しておくべきだった。

地震のように外れる可能性は高くないから。

ただこの種の現在の科学はあまり信用されていない。

「おおかみがきた」に対する仏の顔もやっぱり三度くらいだろう。

この種のことには一度だって、怒りたくなる。

「まちがいでよかった」と何度でも言える文化の形成が理想なんだろうけれども、
無理だろう、それは。

東日本の震災の教訓は生かされない、たぶん。

とりあえず、科学の進歩を待つほかはない。

でも、すこしずつ、そういう文化を形成してもいいかな。

災害大国、日本なんだから。

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