1993年1月1日のマーストリヒト条約の発効に伴い、ヨーロッパ連合(EU)が発足した。
元はといえば、1952年7月23日発効のパリ条約。
ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体だ。
ベルギー、オランダ、ルクセンブルグのベネルクス3国と
旧フランク王国のドイツ、イタリア、フランス(もちろんドイツは西ドイツ)。
この後、ヨーロッパ経済共同体(EEC)からヨーロッパ共同体(EC)へと発展する。
1973年にはイギリス、デンマーク、アイルランドが加盟。
そして、81年にはギリシャが加盟している。
86年にはポルトガルとスペイン。
90年には、東西ドイツが統一され、東ドイツが編入されることとなる。
ここまでが1993年までのあゆみ。
その後、
1995年にオーストリア、フィンランド、スウェーデンが加盟した。
80年代の南欧に対して90年代の北欧という感じではある。
なお、ノルウェーの加盟は認められるも、国民投票で反対となり、加盟の実現はならなかった。
2004年には一気に10カ国。
キプロス、チェコ、エストニア、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、マルタ、ポーランド、スロバキア、スロベニアとなっている。
これは東ヨーロッパというイメージか。
遅れて、2007年にブルガリアとルーマニアである。
そしてこの7月1日クロアチアが正式に加盟したわけである。
ギリシャやスペインの債務問題がくすぶる中、決して歓迎された加盟ではなさそうではある。
ちなみに、この加盟国の覚え方。
一応、載せておくと、
おら、ふるいベルト、(ここまでで6カ国)
愛でギリギリ、(次の4カ国)
スポーツカーでオフィスへ行きます。(スポとオフィスが国名で5カ国)
ポチはスロスロ、フェラーリで来ます。(ポチはスロスロで5カ国、エラリが3つの国名、きとまで2カ国)
これとブルガリア、ルーマニア、クロアチアというわけ。
どう?覚えられたかな?
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