2014年8月16日土曜日

集団的自衛権

集団的自衛権っていう言葉が難しすぎるのだろう。

議論が咬み合わないことが多い。

集団的自衛権を認めることに賛成の人は、過去に集団的自衛権を認めなかったために、
自衛隊が日本人を守れなかった例を引き合いに出す。

たとえば、ホルムズ海峡の海賊に対する護衛をアメリカにお願いして、
アメリカ人に犠牲が出たこと。

日本人が日本人を守るのは当然だし、それは個別的自衛権だろう。

それに外国が絡むと、集団的自衛権のカテゴリーになるのだろう。

だから、集団的自衛権を認めるのは当然だということになる。

一方反対の人は、
軍事同盟の同盟国同士が一体化することに対する危機感が強い。

それによって関係のない戦争に巻き込まれることを危惧しているようだ。

次元が違うのだ。

各論賛成、総論反対というのは、そういうことらしい。

一般国民が議論してどうのこうのというのとは、違うと思う。

多分、一般国民の議論ではこの入り口の所で止まってしまうと思う。

集団的自衛権を認めるか認めないかという議論自体が成り立たないような気がするが・・。

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