明治時代のスローガンは「富国強兵」と「殖産興業」。
特に「殖産興業」の代名詞とされたのが1872年に明治政府によってつくられた「富岡製糸場」。
その「富岡製糸場」が世界遺産に登録されることが決まった。
26日に、国際連合のユネスコの諮問会議である「イコモス」により勧告されたと言う。
世界遺産は将来にわたって残して生きた貴重な遺跡や環境を人類全体の遺産として保護しようとするもので、
1972年にユネスコで条約が採択されて始まった。
自然遺産と文化遺産がある。
国内で推薦候補として暫定リストに載った候補の中から政府が選んで推薦する。
遺跡や自然の専門家の判断を受け、世界遺産委員会が最終的に登録するかどうかを決める。
そこでの判断は、「登録」「情報照会」「登録延期」「不登録」の四つがある。
去年の「鎌倉」は不登録になりそうだったので、推薦自体を取り下げた。
もし、不登録になったら再チャレンジができないからだ。
世界遺産になるのもたいへんだ。
でも、今回の富岡製糸場はかなり高い評価を得たらしい。
それは富岡製糸場など登録する資産を4つに絞ったからだという。
最近は世界遺産への登録も狭き門で、日本への風当たりも厳しかったりしたから、
高評価で登録された富岡製糸場は今後のためにもなるかもしれない。
東日本はなかなかがんばっているね。
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