2011年7月28日木曜日

やらせメール、やらせ発言

九州電力で発覚したやらせ発言。

考えてみれば、そんなことは日常的におこなわれていたのだ。

だからこそ、おこったできごとだったんだろう。

そういうと九電の幹部には罪がないように聞こえるが、そういう意味ではない。

原子力保安院からの圧力もあったらしい。

原子力平和利用なんて結局、絵に描いたもちだったのかな、なんて。

原爆の被害をまともに被ったのは歴史上日本をおいて他にない。

そんな国が原子力で発電しようとしたこと自体がおかしかったのか?

原子力を平和利用することは、また、核武装できない日本にとっても、
戦争の抑止力になったと言われる。

核兵器を作ろうと思えば作れる技術を積み上げているわけだし、
原子爆弾の原料も手に入ることになるからだ。

今度の事故で原発がダメということには必ずしもならないだろう。

原子力は日本にとって大切な財産でもある。

その大切な財産を、すぐに捨て去ることなんて出来るわけはない。

すくなくとも「やらせ」みたいなことはできなくなるので、
これからが原子力の正念場かもしれない。

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