2009年12月10日木曜日

12月10日(木)曇り時々雨  マルクスの逆襲  

三田誠広さんの「マルクス」の逆襲を読んだ。

なかなかよくできていると思う。

橋本さんもそうだが、文学系等の人に現実の経済のことを書かせるととても面白い。

なぜだろう?

想像力が豊だからか?経済は想像力だからなあ。

で、その想像力の限界をもよく知っているから、現実の経済の話が面白くなるのかもしれない。

経済がものすごく身近に感じられるのだ。

私自身はマルクス世代ではないが、マルクス世代に一種のうらやましさを持ってはいた。

昔のマルクスは、神だったから。

私たちの頃は、すでにもうそうではなかった。

だからこそ、昔のマルクスに憧れを感じるのだろう。

そういえば、松岡けいすけ(字を忘れた)さんの岬みゆきシリーズにも
マルクス原理主義みたいなのが出てきたなあ。

やっぱり、平等は理想なんだよね。





                     薬事法違反はよくないよ

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