カラシニコフさんの訃報を知った。94歳だという。
もちろん、カラシニコフさんと知り合いと言うわけではない。
あたりまえだ。
カラシニコフと言えば、「世界で一番多くの人を殺した銃」である。
その銃を設計した人が、カラシニコフさんである。
小説や漫画でもそういう場面ではよく登場する名前である。
最近では途上国に持ち込まれた旧型の自動小銃として、読んだ記憶がある。
そもそも「字が読めなくても使える銃」というコンセプトでつくられたものだから、
途上国にも入りやすかったのかもしれない。
使用方法が非常に簡単であるらしい。
だから、子供でも使えると言う。
天声人語には子供が使うカラシニコフを読んだ短歌が載せられていた。
おそらく、革命的な銃だったのだろう。
カラシニコフさん自身もそんなところに名を残したくはなかったかもしれない。
そういう時代だった・・。
そう思うほかはない。
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